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2013年11月26日火曜日
病院に頼らない身体づくり
先日「食・農を考えるシンポジウム」というのがあったので、行ってきました。
主催は、自然農法国際研究開発センターというところで、テーマは健康の話からコメ栽培、日本の戦後の食生活の変化など、様々な内容です。
長時間じっくり聴かせてもらい、大変参考になりました。
折角なので、この中から、最初にご講演された、「病院に頼らない身体づくり」というお話についてご紹介したいと思います。
講師は脳神経外科医の田中佳先生です。
先生は、お医者さんとして、色んな重い病気にかかられた患者さんをを見てきました。
その中には、末期がん患者で余命何ヶ月とか宣告されながら、その後何年も元気に暮らしている人とか、大勢いるそうです。
そんな人達を見てきた結果、医学界に対してかなり辛辣な考えを持たれるようになったようです。
先生によれば、「病気を治す」という言葉は医者と患者で違う意味で使われるそうです。
患者は病気が消えてその後の通院も何も必要なくなる、という意味で使いますが、医者にとっては単に症状が消えるだけ。
また、医者は、患者の人生でなく病気に興味を持っているだけ。
医者にとっては、著名人とか知り合いの人でもないかぎり、本当にその患者のためになる治療をしてくれるわけではない。
もし、医者に真剣に病気を治してもらいたいと思ったら、患者は医者に人生を熱く語れ!
医者は、患者の人生に共感を持って初めて、その患者自身に真剣に向き合う。
・・・と、しゃべっている時の口調は、半ば上段めかして半ば本気という感じで話されていました。
お医者さん自ら、こんな風に言われるとかなり怖い気がしますね。
そういったことで、病院は病気を治すところでなく、身体を調整したり、手助けを借りるところ、身体を直すための補助機関として考えていたほうがいいようです。
そして、私たち自身は、健康を壊して医者にかかるよりも、最初から病気になりにくい身体を作ることを心がけるべきです。
ではそのためには?というと、次の3つのことに気をつけます。
1 自分の身体を信じる
2 身体の声を聞く
3 過ぎるはやめる
これをもっと具体的に言うと、自分の身体の持つ自然治癒力を高める、ということになります。
さらに言えば、新陳代謝を活発にして、常に元気な細胞を作ること。
それでは新陳代謝を活発にするには?というと、心、食、腸、動の4つの視点から考えることができます。
それぞれどうすればいいかは次回に続きます。
ところで、今年の年初に、私の母が食中毒による脱水症で腎臓を患ってしまいました。
それで、病院に行ったところ、事細かく食事制限を受けました。
病院の先生曰く、タンパク質は腎臓に負担がかかるので、食べ過ぎないように。
ご飯や甘いものの中にも、タンパク質が含まれるので注意。
野菜はカリウムが多いので摂取量を控えて。
もちろん、塩分も控えめに。
・・・と、がんじがらめにされてしまいました。
で、母は全部を厳密に守っていました。
たまに一緒に食事をしていても、少し食べたらすぐ、「私はこれ以上食べてはいけないから」と箸を置いてしまいます。
ではその結果、腎臓の数値はよくなったか?というと、全然改善されないどころか、むしろ悪くなっていきました。
顔色もやや黒ずんでいましたし、気分的にも落ち込むのか、しゃべり方も心なしか元気なくなりました。
それで、半年くらい経ったころ、開き直って食事制限を無視することにしたそうです。
気にせず、食べたいものを欲しいだけ食べるようにしました。
上で述べた、自分の身体を信じて身体の声を聞くようにした訳です。
そうしたところ、何と腎臓の数値は食事制限しなかった頃よりもどんどん改善されていきました。
見た目も、元気そうになっていっています。
結局のところ、食事制限は何だったのかという・・・
こんなこともあったので、先生の講演はかなり実感を持って聞けました。
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