2013年2月10日日曜日

ミラーリング

いままで、メンタル面の話が多かったので、今回はコミュニケーションに焦点をあてて、実践的な話をしたいと思います。

テーマは、「迅速な相互信頼を築くには」。

ありていに言えば、「手っ取り早く仲良くなるには?」ということです。

今回は、この方法として、NLPで用いられるラポールテクニックについて述べます。

NLPとは、神経言語プログラミング(NeuroーLinguistic programming)の略です。

天才や不幸から立ち直った人の言葉の使い方や動作を分析し、体系化して実践しやすくしたものです。

これが、なんで「神経言語プログラミング」という名前になるのか、賢い人の考える事はよくわかりませんが。

で、この中のテクニックの一つが「ラポール」。

フランス語で橋渡しという意味です。

では、何の橋渡しでしょうか?

人と人の、心の橋渡しです。

では、どうやって橋渡するか?というと、ミラーリング、ペーシング、バックトラック等という手法を用います。

カタカナばかりで見づらいですね。

もともと、外国から来て間もない方法なので仕方がありませんが。

それはさておき、まずはミラーリングから。

ミラーで、鏡です。

ひみつのアッコちゃんです。

主題歌の2番の歌詞を覚えていますか?

「朝か〜ら、晩ま〜で、まねば〜か〜り人ま〜ね、じょ〜う〜ず、それは〜、だ〜れ?」

ちなみに私はいい年をしたオッサンですが、調べなくてもスラスラと歌えます。

そんなワタシって・・・と、自分の才能の豊かさに舌を卷きつつ先に進みますが、つまりは真似をするわけです。

例えば、二人でお話をしている最中に、相手の方が足を組み替えたとします。

それを見たら、あなたもさりげなく足を組み替えましょう。

もし、相手が頭をかいたら、あなたもさりげなく頭をかきましょう。

相手の動作をまねることにより、相手と同調し一体感を作り出します。

そして、相手は無意識にあなたが発する尊敬や好意の気持ちを受け取り、味方として認識します。

ただし、いくつかの注意点があります。

真似をする、といっても鏡のように速攻で真似してはいけません。

相手は引いてしまいます。

あくまでも、さりげなく、さりげなく・・・

もう一つ。

相手が眼鏡をずり上げたからといって、眼鏡をかけていないあなたは、ずり上げる真似をしてはいけません。

相手が髪をかきあげたからといって、丸坊主のあなたが髪をかきあげる真似をしてはいけません。

相手が、路上で「カ〜、ペッ!」とタンを吐いたからといって、あなたも吐いてはいけません。

相手が・・・もういいって。

下らないことを書いていたら、長くなってしまいました。

残りは、次回に回したいと思います。

2 件のコメント:

  1. 人が生活をしていく上で、コミュニケーションはとても大切なことです。
    いわば、毎日がコミュニケーションで成り立っていると言っても、過言ではありません。

    コミュニケーションは、「手っ取り早く仲良くなるには?」
    人と人の、心の橋渡しをするには、真似をすることなんですね?
    参考になりました。ありがとうございました。

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  2. hananaさん、こんにちは。

    本ブログで始めてのコメントをどうもありがとうございます!

    うまくコミュニケーションをとることはなかなか難しいですが、一緒に勉強していきましょう!

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