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2013年5月11日土曜日
怒り
本ブログでは毎週アンケートを実施していますが、前回のアンケートは、今までになく多くの方からご回答頂きました。(といっても4/29朝現在で26件ですが)
大変ありがたいことでございます m(_ _)m ペコッ
ここでアンケート内容と結果を紹介しますと、
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<質問>
相手から批判されたらあなたはどんな反応をしますか?→ こちら
<結果>
1 かっとなって激しく反論→2件(7.7%)
2 しょんぼりとうつむいて黙り込む→5件(19.2%)
3 聞いているふりをして、相手の隙を見て反撃→4件(15.4%)
4 冷静に相手の言葉を吟味し、正しい部分は認める→10件(38.5%)
5 その他、何かあればコメントお願いします。→5件(19.2%)
<頂いたコメント>
(その他)鉄拳。
(冷静に相手の言葉を吟味)
でも一生残ると思うw真正面から批判なんかされたことないからなぁ
(その他)火病発症で泡を吹く
(聞いているふり)で 容赦なく叩き潰す
(その他)無視
(その他)
自分が日本に言っている事の1%程度言い返されると逆上する国がどこかに有るね。
(聞いているふり)
人の意見を聞かない訳では内が、相手の意見が正しい訳では無い!
(冷静に相手の言葉を吟味)
自分可愛さで己の事は案外気が付いてない事を気が付かせて貰えるから自分の向上にもなると思えます
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ご回答いただいた皆様、どうもありがとうございました。
結果で少し意外だったのが、過激な怒りのコメントが多かったことです。
批判は、する方もされる方も上手く対処できない人が多いのかも知れませんね。
で、この結果を見て今回のテーマは怒りについて、調べてみることにしました。
まず、怒りの前に感情一般の話について。
感情は英語でemotionとなります。
このemotionという言葉の語源は、「e−」がかき立てるもの、という意味の接頭語、「motion」が動きです。
つまり感情とは行動をかき立てるもの、ということになります。
何の行動をかき立てるかと言うと、生き延びるための行動です。
例えば、不安という感情は、危険が近づいているというサインを受け取って、対処せよ!、という行動をかき立てます。
怒りは攻撃されているというサインを受け取って、戦え!という行動をかき立てます。
このような感情には、一次感情と二次感情があります。
一次感情は最初に出てくる強い感情
二次感情は、一次感情に対して持つ感情です。
それで、怒りは、二次感情である、と言われています。
例として、最近の我が身に降り掛かった出来事について、ご紹介します。
我が家の長女は高校生なのですが、だいぶ難しくなってきました。
先日の休日、長女が「ちょっと出かける!」といったので、私が何の気なしに「どこへ?」と聞くと、
「そんなこと、なんで聞くん?
どうでもいいが!
ムカつく!」
とすごく、怒られてしまいました。
この際の長女の気持ちを想像するに、一次感情として、私にあれこれ詮索されるのが嫌、という気持ちを持った。
そして、二次感情として、この嫌な思いが私に対する怒りに転化した、というところかと思います。
まあ、私が余計なことを聞いたことは棚に上げておいて、もしも他人同士でこのようなコミュニケーションをしていては、友達をなくしますね。
それでは、長女はどのようにすべきだったでしょうか?
まずは、自分の一次感情を気付くところから始めて見ましょう。
そのために、怒って何かを言う前に、怒りは二次感情、ということを思い出しましょう。
二次感情があるからには、その前の一次感情があるはずだ、と思い至ります。
すると、冷静になってきて、一次感情が意識できます。
そして、その気持ちをはっきりと父親に伝えます。
最近のメルマガで述べてきたアサーティブネスの考えですね。
「私は、お父さんにそんな風にあれこれ詮索されることが嫌なのです」
そうすると、私はやはりショックを受ける訳ですが、怒られるよりはまだマシな気持ちになることでしょう。
という訳で、まとめますと
・怒ったときは、自分の一次感情について考えてみる
・その後、その一次感情を冷静に、相手に伝える
以上、腹が立つときは試してみて下さいね。
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