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2013年6月8日土曜日
マインドマップ
我が家の長女は、今年高校に入学したのですが、勉強、部活など、やることが一杯で目の回る生活をしています。
はたから見ても、大変そうだな、と同情します。
でも、これは誰しもが通る道。
私もン10年前は同じような忙しい毎日を送っていたものです。
特に、入学したての時期はまだペースが掴めていない分、気持ちに余裕が持てないですね。
トニー・ブザンというイギリスの人も大学生のときに、同じような悩みを抱えていました。
彼は、一杯一杯でどうしたらいいか分からなくなり、思いあまって、大学の図書館に行って、司書に尋ねたそうです。
「脳の使い方の本はありませんか?」
すると、司書は解剖学の棚に案内しました。
彼「いや、そうではなくて、脳を働かせる方法を知りたいのです」
司書は、そっけなく「そんな本はありません」
彼は、がっかりしました。
「ラジオでも取扱説明書があるのに、なぜ脳にはないんだ?」
でもこれでくじけず、それなら、自分で脳の取扱説明書をつくる!と決意しました。
こうして出来たのが、マインドマップというものです。
マインドマップというのは、頭の中で起っている思考をマップの形で見える化したものです。
誕生の経緯から、当初は記憶術として出来ましたが、それ以外にもスケジュール管理や会議の議事録、コミュニケーションツール等々、色んな使い方に応用されています。
私もコーチングをした後はその内容をマインドマンプの形にして、お客さんにメールで送っています。
あと、このメルマガも、ときどきマインドマップを使って構成を練ります
(そのわりには内容が・・・)
書き方はインターネットで検索すると、いくらでも出てきますので、この場では簡単に説明します。
まず、真ん中に主題となるテーマを書きます。
絵で描くのが望ましいですが、字でもかまいません。
そこから連想されることを放射状に書いていきます。
今回のこのメルマガを例としますと、まず中央に「マインドマップ」と書きます。
そこから私が思いついたことは、「歴史」、「書き方」、「効能」等々。
これらを中央の「マインドマップ」の回りに配置して、「マインドマップ」と線で繋ぎます。
そして、例えば「歴史」からは、さらに思いついた言葉・・・「作った人」、「作った経緯」などを書き込み、線で繋ぎます。
さらに、「作った人」からは「トニー・ブザン」、そこから「イギリス人」そこから・・・というふうに、どんどん放射状に連想を広げていきます。
そうしてマップが出来上がったら、これを見ながら構成を練ります。
私が実際に使っている感想は、人間の思考に近い形で視覚化するため、非常に考えを整理しやすいです。
普通にマインドマップを使わずに考えていると、見落としがあったり、うっかりと忘れるところがどうしても出てきますが、マインドマップを使うと、書いた言葉から別のことばが連想されてくるので、そういったうっかりがだいぶ減ります。
ルールも少ない上、人間の思考法に沿っているので、すんなりと気軽に始められるのも便利です。
なお、マインドマップは基本的には手書きを推奨されていますが、無料の作成ソフトもダウンロード可能です。
ご興味があれば、一度試してみてはいかがでしょうか?
(写真は、私が使っているフリーのマインドマップソフトのマニュアルです)
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